お金にまつわる“常識”は時代とともに変わる

こんにちは、ヤクスンです。

私たちが子どもの頃に親や先生から教えられたお金の話は、今でも正しいとは限りません。時代が変われば「お金との付き合い方」も変わります。昭和、平成、令和と社会が大きく移り変わる中で、僕自身も考え方を見直すきっかけがいくつもありました。


昭和の常識:「貯金していれば安心」

僕の親世代はまさにこの価値観でした。父から「ボーナスは貯金、浪費はダメ」と繰り返し教えられたのをよく覚えています。確かにその頃は金利も高く、銀行に預けておくだけでお金が増える時代でした。だから「貯金こそ正義」という考え方が当たり前だったのでしょう。


平成の現実:「頑張っても安泰ではない」

僕が社会に出た頃はすでにバブルが崩壊し、不景気の真っ只中でした。会社の先輩が「昔は給料もボーナスもどんどん上がったのに」と嘆いていたのを思い出します。僕自身も「長く勤めれば安泰」という親世代の教えが、現実には通用しないことを身をもって感じました。


令和の多様化:「自分で選ぶ働き方」

そして今。僕は会社を辞め、個人事業主として働いています。収入は安定していませんが、「働き方を自分で選べる」ことに大きな価値を感じています。周りを見ても、副業やフリーランス、複数の収入源を持つ人が増えています。もはや「一つの会社に任せておけば安心」という常識は完全に過去のものになりました。


私たちが信じ込んでいる“お金の思い込み”

学校ではお金について学ぶ機会がほとんどなかったため、次のような思い込みを持っている人は少なくありません。

  • 投資はギャンブルだからやらない方がいい
  • 借金するのは悪いこと
  • お金持ちは裏で悪いことをしている
  • お金の話をするのははしたない
  • お金は汗水たらして働いて得るべきもの

僕自身も若い頃は「借金は絶対にしてはいけない」と思い込んでいました。でも実際には、事業資金や学びのために低金利で借りることは、未来の収益につながる「投資」になり得ます。


数字で検証してみる習慣を持つ

「投資はギャンブル」という意見もよく耳にします。でも実際に投資信託の長期データを見ると、短期的な上下はあっても、経済全体が成長している限り資産は増える傾向があります。
大事なのは感情や思い込みではなく、数字やデータで裏付けを取ることです。


今の時代に合ったお金の付き合い方

  • 昭和型の「会社と銀行に任せれば安心」は通用しない
  • 情報を鵜呑みにせず、自分で調べて数字で確かめる
  • 投資や借金も“手段”として正しく使えば資産形成に役立つ
  • 思い込みを手放すことで選択肢が広がる

まとめ

お金の常識は時代とともに変化します。
僕自身も、親世代の「貯金こそ正義」という価値観から出発し、平成の不景気を経験し、令和に独立したことで大きく考え方が変わりました。

これからの時代は、正しい知識と数字で検証する力が、資産を守り増やすための必須スキルです。

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